何㎡で何kg必要? かんたん計算
面積と使用量を入れるだけで、必要な塗料量の目安がすぐ分かります。買いすぎ・不足防止の目安に使えます。
※塗料ごとに標準塗布量が違います。メーカー表示を優先してください。L(リットル)とkgは同じではありません。
サビや浮いた古い塗膜を残したまま塗ると、新しい塗膜も下からはがれやすくなります。基本は「サビ・旧塗膜を落とす → 汚れと油分を取る → 養生 → 必要ならサビ止め → 上塗り」です。
まず素材を確認する
倉庫の外壁や扉には、鉄、トタン、ガルバリウム鋼板、アルミなどがあります。鉄部用と書かれた塗料でも、すべての金属に使えるとは限りません。ガルバリウムやアルミなどは、必ず製品の「塗れるもの」を確認します。
サビ落とし・下地処理
広い面はグラインダー
扉全体や外壁など広範囲にサビや古い塗膜がある場合は、ディスクグラインダーを使うと作業時間を大きく短縮できます。ワイヤーカップや研磨ディスクを使い、同じ場所を削りすぎないよう注意します。
細かい部分は真鍮・ワイヤーブラシ
角、蝶番、ボルトまわり、溝などは手持ちブラシが便利です。軽いサビなら真鍮ブラシ、強いサビならスチールワイヤーブラシなどを使い分けます。
研磨作業では金属粉やサビ粉が飛ぶため、保護メガネ・手袋・防じんマスクを使用します。
研磨したら粉・汚れ・油分を落とす
研磨粉が残ったまま塗ると密着不良の原因になります。ウエスでしっかり拭き取り、油分がある場合は使用する塗料メーカーが指定する方法で脱脂します。
ラッカーシンナーなど強い溶剤は、旧塗膜や樹脂部品を傷めることがあります。何でも同じシンナーで拭くのではなく、塗料の説明書や指定のうすめ液・洗浄剤を優先します。
下塗り・サビ止めは必要?
サビの出た普通の鉄部では、「サビを落とす → サビ止めを下塗り → 上塗り」が基本的な考え方です。サビ止めは防錆だけでなく、上塗りとの密着を助ける役割もあります。
一方、「サビの上から塗れる」「サビ止め剤配合」「下塗り不要」と表示された塗料もあります。この場合は製品指定を優先します。逆に特定の下塗りを使わないよう指定される製品もあるため、上塗り塗料の施工条件を必ず確認します。
水性塗料のメリット・デメリット
メリット
臭いが比較的少なく、道具を水で洗える製品が多いためDIYで扱いやすいです。住宅の近くや人が出入りする倉庫でも使いやすい傾向があります。
デメリット
製品によって対応素材や耐久性の差があります。「水性だから全部同じ」と考えず、屋外用・鉄部用・防錆性・ガルバリウム対応などの表示を確認します。
油性塗料のメリット・デメリット
メリット
屋外鉄部やトタン向けの商品が多く、防錆性・密着性・耐候性を重視した製品を選びやすいです。
デメリット
溶剤臭が強く、乾燥中も臭いが残る場合があります。換気が必要で、刷毛やローラーの洗浄に指定のうすめ液が必要になる製品もあります。
ホルムアルデヒドより、まず溶剤蒸気に注意
屋外用の油性鉄部塗料をDIYで使う場合、作業時にまず注意したいのは有機溶剤やVOCの蒸気です。閉め切った倉庫内では臭いがこもりやすいため、十分に換気します。
研磨粉用の防じんマスクと、有機溶剤蒸気に対応する防毒マスクは用途が違います。製品の注意表示やSDSを確認し、必要な保護具を選びます。
手はかなり汚れる
サビ落としでは赤茶色の粉が付き、塗料が付くとさらに落としにくくなります。ニトリル手袋や長袖の作業着を用意しておくと楽です。塗料を落とすためにシンナーで直接手を洗うような使い方は避けます。
マスキング・養生は必須
取っ手、鍵、蝶番、ゴム部分、壁との境目、窓、床など、塗料が付いて困るところを先に養生します。ローラーは細かな飛沫が飛ぶため、「ここまでは飛ばない」と思う場所より広めにマスカーやシートを敷く方が安心です。
コンクリートに油性塗料を落とさない
コンクリートは細かな凹凸や孔があり、油性塗料が入り込むと乾燥後は非常に取りにくくなります。床はマスカー、養生シート、ブルーシートなどで広めに保護し、塗料缶を置く場所にもシートを敷きます。
ローラー用の竿があると効率アップ
広い外壁やシャッターを塗るなら、ローラー用の延長ポールがあると作業効率がかなり上がります。高い位置まで届きやすくなり、脚立の上り下りや移動回数を減らせます。広い面を一定方向に塗り進めるときにも便利です。
ただし、長い竿は先端がぶれやすいため、細かい部分や力を入れたい場所には不向きです。広い平面は延長ポール、端や角は短いローラーや刷毛と使い分けます。
塗装の流れ
鉄・トタン・ガルバリウムなどを確認します。
グラインダー、ワイヤーブラシ、真鍮ブラシなどを使います。
ウエスで拭き取り、必要に応じて適切な方法で脱脂します。
床、取っ手、鍵、ゴム部分などを保護します。
使用する上塗り塗料の指定を確認します。
広い面はローラー、端や角は刷毛を使います。
塗り重ね時間と通常使用までの時間は別なので注意します。